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(35)西久保古道

西久保古道

 現在の西久保は、海岸線から鹿島神社、秋葉山、龍雲院の連なる小高い山の麓まで、家々で殆ど埋め尽くされているが、もともとの西久保の発祥はこの古道の周りだったと言われている。西久保の中でも昔から続いている家を探してみるとその殆どがこの道に沿っている。実際に歩いてみて古道らしさがはっきりとわかるのは、道幅がとても狭いことと、たいへん曲がりくねっていることである。なお、この道の西への延長は切り通しの道で山を越え、昔の西久保新田の集落へ通じている。又、西久保という地名は、神明山より龍雲院にかけての丘陵の西方の窪地なので、西窪と言ったのがその由来であると言われていることから考えても、この道が古い道だと納得できるわけである。

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