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相撲甚句(横砂)

相撲甚句

鹿島神社例大祭で弓取りを奉納する西久保相撲甚句保存会の大関鹿島山(平成20年)

●横砂相撲甚句保存会

大甚句

▼行司

アアーアアア目出度ヨノオオオオ目出度が
三つ重さなりて 庭にゃよーオオオオ鶴亀
ソオリャーアアア五葉の松

▼金剛

アアーアアア揃ろたーヨノオオオ揃ろたーヨ
お相撲さんがー揃ろうたー稲のーヨオオオオオ
出穂よーりソオリャーアアア又揃ろうたー

▼八重山

アアーアアアやぐらヨーオオオオ太鼓で
ふと目を覚ます 今日はヨーオオオオどの手で
ソオリャーアアア投げてやらー

▼時雨島(初切)

コリャ 標瓜ばかりが浮くものか
(全員)コリャ 比間私も浮た浮た トコ

▼敷島

アアーアアア伊豆でヨーオオオオオ七島四国
で八島ワシーのヨオオオオ好いたは
ソオーリャアアアア彼の年増

▼大和

アアーアアア出船ヨーオオオオ入船あの船
止めて聞いてヨーオオオオオおくれヨ
ソオリャアアア相撲甚句

▼築波

アアーアアア官のヨーオオオオオ祭りと奉納相撲は
伝ヘヨーオオオオオ伝へて
ソオリャーアアアにぎやかに

▼日進

アアーアアア踊れヨーオオオオオ皆様唄の
節を変えて今でヨーオオオオオすたらぬ
ソオリャーアアア二上りと

二上り

▼行司

アア唄いなされヨーコリャお唄いなされ
唄じゃ脚気良はヨー下りやせぬ

▼春日山

アア箱に入れたアーヤコリャ横砂娘
虫のつかぬヨーニ御用心

▼三笠山

アア親の意見にやコリャ耳穴ほじれ
右から左ヘヨーぬけめよしに

▼金剛

アア波は高いしコリャ行く先暗し
どこへ着くやらヨー新日本丸

▼雨津島(初切)

コリャ作行先暗いとて心配するなヨ
(全員)コリャ乗った吾等の舵次第 トコ

▼八重山

アア金は溜るしコリャ女に好かれ
しいめたとたんにヨ寝小便

▼敷島

アア袖師よいとこコリャ茶密柑肥えて
浜にや塩山よ手繰舟

▼大和

アア負けた負けたのコリャ泣き事止めて
若い力でヨー頑張ろーヨ

▼築波山

アア躍るお相撲様コリャ唄の節変えて
七ツ拍子とヨ切返へす


七ツ拍子

▼日進

アア恋しけりゃこそ石童丸ヨ
アア父を尋ねて高野山石童は上り坂
  かるかや童心下り坂これと見るより石童は
アア衣の袖にとすがり付モーシぽうさん御山に
  今童心と云う人がおったらおしえて下さいな
  今童心じゃ判らない国はいずこで名はなんと
アア国は九州松浦潟加藤左工門重氏と
  聞いておどろくかるかやがお前がいくら尋ねても
アア今日や明日にゃアはれないそんならぼうさん
  いつ合えるもののたとえにあるごとく
  こおやあのーオオオオオアさってとオヨホホイ
アア言て返えすヨ

▼春日山

アア豪か極めた日本丸はヨ
アア軍財官僚特権者過去の舵取あやまりて
  しけの真中に突入れてマスト煙突打おられ
アア船体かしいで洋中を漂いながら船員は
  つかれし上に空腹で難波の時を待つばかり
アアこの時青年乗組員は一致最後の勇を鼓し
  機関に自由の重油たきマストにはるる民主のほ
アアりんと握るは自治の舵風浪高き難航に
  昇る船足にぶけれど正しきコースを進むなら
アアやがて平和の虹の下文化のーオオオ港ヘヨオホホイ
アア着けて見せる

▼三笠山

アア今日は目出度い祇園の祭りヨ
アア蘆崎神社の境内で青年相撲を催する
  櫓太鼓に誘われて老若男女も打ち揃い
アア朝からどんどと詰めかけてやがて拍子木鳴り渡りや
  扇を開いて呼出しが声高々と名を呼べば
アア東西力士が現われて四肢踏音勇ましく
  八千代の山も揺るぐべし力溢れる健児等が
アア際を伺う其の暇に軍配さっと引きゃ
  負けをとらじと勇み立つこれが吾等の望みなる
アア化粧廻しの大人が天下晴れての相撲取る
  唄う甚句も高らかに平和を祈り唄うなる
アア四十八手を楽々と使い廻すは初切よ
  関取にかなう者もなく弓振るうなりのその如く
アア青年気風を養いてその名ーオオオ
  四海にヨオホホイー
アアとどろおかさん

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