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第7回清水ふるさと塾ウォーキング報告(1)

第7回清水ふるさと塾ウォーキング報告

清水ふるさと塾ウォーキング出発前の記念写真。この撮影後に3名が合流しました。(撮影・櫻珈琲さん)

晴天に恵まれた6月7日、第7回清水ふるさと塾ウォーキングが予定通り行われ26名が参加しました。

朝9時に、ドリプラ駐車場で開かれている「あっ朝市」の櫻珈琲青テント前に集合し、挨拶の後、恒例行事となっている記念写真の撮影を。スタッフが持つ赤い旗を先頭に、最初の説明ポイントである次郎長堤へ向いました。

第7回清水ふるさと塾ウォーキング報告

ハンドマイクを持った田口さんが右手に掲げているものは、次郎長葬儀での香典帳の実物です。

次郎長の菩提寺、梅蔭禅寺では次郎長の墓前に線香をたむけました。一般参加でウォーキングに加わった次郎長資料館の田口英爾さんが、次郎長一家の墓にまつわるエピソードを披露して下さいました。

なかでも一番面白かったの「ボンクラ」の語源です。次郎長一家の増川仙右エ門は賭場での計算が速く、掛け率を瞬時に計算し、配当を的確に配分する才能があり、彼の墓石は賭博のお守りとして清水一家のなかで一番多く削られてきました。

賭場は「盆」と呼ばれ、盆での計算が得意なことを「盆に明るい」、その逆が「盆に暗い」で、このことから、駄目な奴が「盆暗(ボンクラ)」と呼ばれるようになったそうです。

第7回清水ふるさと塾ウォーキング報告

この銅像は2代目で、初代の像は物資困窮の時代に金属回収で溶かされてしまったといいます。

梅蔭寺から美濃輪稲荷へ、次郎長生家から港橋を渡り、清水市民活動センターでまとめの会を開きました。参加者全員にひとことづつ感想を述べていただきました。常連の方、前回に引き続き参加された方、今回初めての方と、いろいろですが、どなたも清水の歴史散歩を楽しんでいただいたようです。

第7回清水ふるさと塾ウォーキング報告

清水南高での展示。フェルケール博物館前からバスに乗って、清水南高の南陵祭(文化祭)へ出向きました。バスで学校に向うのは卒業してから初めてのことです。

まとめの会の後、清水南高の南陵祭へ出向きました。郷土研究部の展示教室に「清水ふるさと塾」の説明掲示をお願いしていたからです。昨年夏に高校生が主催した「清水港線ガイドウォーク」に参加したことをきっかけに、高校生の研究グループとの交流が始り、文化祭に展示で参加することができました。

歴史ウォークを通じて始った若い世代との交流を、これからも大切にしたいと思います。


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コメント

加藤さん、先日はご参加ありがとうございます。

>市民が「歴史」について家庭で会話するようになったとき、
>歴史に対する市民の価値観が大きく変わってくると思います。

まったく同感です。

昨年5月から仲間たちと「ふるさと塾ウォーキング」を手探りで
始めてきましたた。地元の、いろいろな場所を歩くなかで、
ようやく目指してゆく方向のようなものが、見えてきた
気がします。

家族で歴史を語り合う。そのきっかけとなる企画を考えて
みたいと思ます。これからもよろしくお願いします

 私は地図が好きでそれが講じて、伊能忠敬の地図を研究しています。伊能は全国を歩きました、私は地元の伊能忠敬の地図と取り組んでいます。これは地元に住んでいることだから出来ることです。ここに住んでいるからこそ一次資料もさがすことができます。
 現在「江尻追分から清水巴川尻」の下図(文化2.3/7旧暦測量)を使って、測量線を現在の地図に投影することをしています。終点が現在の現在の1/10000地図の上に重ねた測量線の「清水隣保館保育園」のところであることがわかりました。
今回の企画の地図を拝見し、コースが一部重なることを知り、内容を見て地元の方が案内してくれるということで願ってもないことだと、参加をしてみました。道をたどってみて書類や、コンピュータの操作では得られないものが数多くあることを実感しました。案内をしていただいた方に改めて感謝いたします。
私は伊能図を現在の地図に江戸時代から現在に至るさまざまな実測図を何年もかけて探し出し、これを投影するために、コンピューターを扱います。その経験から今回いただいた資料の地図を再現してみました。正式二万分の一地形図を現在の地図に投影する技術が高いのに驚きました。こうゆうことをやっている方がいることを知ったことだけでもうれしくなりました。
 現在私は静岡市に総合歴史博物館をつくための運動をおこなっています。日本の政令都市の中で総合歴史博物館がないのは静岡だけ。何とか作りたいものだというのがこの運動の趣旨です。運動にかかわりあってからなぜ静岡には総合歴史博物館がないかを考え続けています。その中で思い至ったのは市民がそれを必要としないからです。
最後の締めくくりで案内をしてくれた方の奥さんが「今までは夫が何をしているのか理解できなかったが、今日企画に参加し、夫に惚れ直しました。」と述べていました。これを聞いてこの方の家では今後歴史に関する夫婦の会話が弾むことだと思いました。夫婦の会を中に子供が入るはずです。今回の企画はこの家の中で「歴史」をキーワードによって会話が進むきっかけを作ることになったと思います。このような企画がされ、その参加者がそれに参加され、市民が「歴史」について家庭で会話するようになったとき、歴史に対する市民の価値観が大きく変わってくると思います。  
 今後も楽しい企画を期待します。ありがとうございました。

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